猫と古本と二人の店主

通勤途中の古本屋が、なかなかレアな建物で雰囲気がいいのだが、相方にそこに猫がいると教えてもらった。猫キチとしては、一度挨拶しとかねばと思い、早速古本屋へ。
(通勤途中の猫たちにはだいたい挨拶回りが完了していると思っていたが、甘かった)

小石川にある、大亜堂書店。
(詳しくは、「古書店データベース」http://d.hatena.ne.jp/oldbookstore/20050218


店先を物色した事は数回あるが、残業ばかりで開いてる時間に通った事が余りなく、猫がいるとは思わなんだ。本日は出勤が遅い為、朝に覗く。入って右側が漫画の貸本。左が古本。
いました猫店主。左の古本棚の奥に。箱の中で暖かそうな布に包まって熟睡中。常連のおばさんが、撫でまわしていたが、「眠いんだよう!」といった表情で一度顔を上げたきり専用布団の中に顔を埋めたまま。
残業が余りなかった為、帰りも覗く。
やはり猫は夜行性。元気に店内闊歩。棚から棚へ器用に飛び回る。本棚と天井の間から万引きチェックか?

1冊購入。
幇間(たいこもち)の遺言』悠玄亭玉介 聞き書き:小田豊二(集英社文庫

今度は漫画を借りてみよう。