えぇえぇ、新人類にはなれませんワよ

久々にユーロスペース
http://www.eurospace.co.jp/newsmov.htm


大学時代によく通ったもんだから、もう直ぐ移転 *1 はチト寂しい。まあ、閉館ではないし、ユーロ移転後も映画館としては残る *2 んで、悲しむもんではないが。
本日、満席までは行かないが8割位の入り。ユーロは単館でも割と入りがよく、立ち見も結構あるんでまあまあの入り。何年か前にテックス・エイブリーの特集上映見に行ったら、平日の昼間ってのもあったが、母子一組、大人数人の計5人位だったなあ。


Rosas in Films *3
http://www.eurospace.co.jp/detail.cgi?idreq=dtl1126856880

今年4月の来日公演ではマイルス・ディヴィスの名盤「ビッチェズ・ブリュー」に挑み、更なる飛躍をみせたベルギーのダンスカンパニー、ローザス。その25年の歴史を振りかえる日本初の展覧会がこの10月、東京都写真美術館で開催されます(10月1日〜31日)。ユーロスペースでは今春「Rosas in films」と題して上映されたローザスの映像作品のなかから、彼らの変遷を語る上で特に重要と思われる3作品をピックアップ。映像によるローザスのあゆみをたどります。

今回観たのは、
『Counter Phrases』

2004,colour, 62’
監督:ティエリー・ドゥ・メイ/振付:アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル/出演:ローザス/音楽:ジョルジュ・アペルギス、ティエリー・ドゥ・メイ、ロビン・ドゥ・ラーフ、ルカ・フランチェスコニ、ジョナサン・ハーヴェイ、細川俊夫、マグヌス・リンドベルイ、スティーヴ・ライヒファウスト・ロミテッリ、ステファン・ヴァン・エイケン
演奏:イクトゥス・アンサンブル

作曲家でもあるドゥ・メイ本人を含むS・ライヒら10人の作曲家による10曲それぞれにアンヌ・テレサが振り付けている。1曲ごとに野外の様々なシチュエーションで踊られ、全体で10のフレーズから構成されている。ティエリー・ドゥ・メイとアンヌ・テレサによるコラボレーション最新作にして最高傑作。


10フレーズから構成されてるんだが、どれも似たような調子で表現の違いがよく分からず、途中、日頃の睡眠不足と疲労から船を漕いでしまった… 
ダンスは、格闘に近い踊り方(それはそれで悪くないが)。階段を踊りながら移動していくシーンがあるんだが、手先や足先まで意識が届いておらず。身体のラインも伸びる所で伸びきってなかったりと、ちょっと雑な印象。 音楽とダンスがバランス取れてるわけでもなく、アンバランスのバランスでもなく…
うーん、いまいち抜け切れない。一つのダンスシーンを色んな角度から撮ったり、同じ映像を3つ並べて流したり、と映像編集にも斬新さは特にない。
現代アートの知識&感性不足と言われりゃあそれまでだが、チョット期待外れ。

でも、作品によって評価が分かれるグループらしいので、機会があったら他の作品を見てみたい



ちなみに、ユーロスペース移転後のオープニング作品
ギミー・ヘブンhttp://www.gimmy-heaven.com/
カミュなんて知らないhttp://www.camusmovie.com/
レイトショーは、
『鴛鴦歌合戦』http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=6539

*1:移転先は、渋谷区円山町1-13(渋谷・文化村交差点左折) アミューズ道玄坂2-23-12)の近くか?

*2:日本出版販売が施設を買い取り、12月3日、「シアターN渋谷」としてリニューアルオープン。 http://www.shibukei.com/headline/2640/  http://www.nippan.co.jp/news/2005/0915.html

*3:http://www.rosas.be/