チョット目にゴミが・・・

所用で鬼門へ。
暫く来ない間に町並みに変化が。人も町も動いているのね。


眩い陽射しの中、目的地へ向かいプラプラ歩いていると、追い抜き座間にアタイの名前が聞こえてくるヨ。
無邪気な発声で。まるで親しい友人に街でばったり会った時のトーンで。


あら、間違いじゃないわよね?? 眼前の物体が発したのよね?


嘘で構成されたその物体は、小頬骨筋を引き上げながら、こちらを見ている。


咄嗟に嫌味の一つや二つや三つや四つや五つや六つ…浮かんだが、周りに知人もいなかったので徒労を避ける。嫌味は人前で言ってこそ、遺憾なくその威力を発揮するものですものネ。
アタイが一瞥して目的地に歩を進めると、何度も何度もこちらを振り返りながら、脚動式移動機の速度を落とす事もなく過ぎ去っていった。


予想以上の無神経さで、感心至極にございまするゥ。お天道様もマッツァオ! でも、気安く呼ばないで頂きたいわァ。
アタクシ、喉元過ぎても、熱さは忘れなくってヨ〜


あ〜桑原桑原、と目的地着。

有意義なひと時を過ごし、次なる目的地へ。
途中、お目当ての一つに寄るも「臨時休業」の張り紙にちとガッカリ。


友人宅でのんびり、今後の面白作戦を聞く。ダニ話や痒みの話で盛り上がる。


久々に職場まで徒歩で向かう事に。裏道の風景はまだまだ健在でちょっとほっとした。


途中、時間に少し余裕があったので区役所に寄り道。健康保険の還付金を受け取ったんだが、受領書の捺印欄は二箇所なのに、「こちらに捨印を」とおっさるではないか。
笑顔でその意味を問うと、
「あの、何か間違いがあった時にわざわざまたお越し頂かなくても良いように・・・ごにょごにょごにょ・・・ あ、でも間違いはないようですから、(捨印押さなくて)いいです」


ご親切に心配頂かなくても、間違いがあったらわざわざ伺うから良くってよ。それより勝手に処理される方が堪ったもんでない。つうか、勝手に処理っておかしいでしょ?! そんなやり方してて疑問符沸かないの?
こんな事やってるからお役所は信用ならんのよ。
んで、この対応者はよくいる高圧的な輩でなく、人のよさそうな物腰も柔らかな方だから、余計に問題の根は深い。いい人って一番危ういのよね〜