初めは単なる白いかたまりだった・・・

元日をより元日らしく…
実家でのどかにビデオ鑑賞(今の家ではビデオ見れないんでねぇ)


ウルトラマンマックス*1

第15話 「第三番惑星の奇跡」完全生命体イフ登場
第16話 「わたしはだあれ?」宇宙化猫タマ・ミケ・クロ登場
  監督、特技監督三池崇史*2、脚本:NAKA雅MURA*3


単なる白い塊は、何もせずそこにいただけだった。火で焼き消そうとすると火を吹く怪獣に。ミサイルを撃ち込むとミサイルを撃つ怪獣に。マクシウムカノン*4を発射すると、マクシウムソード発射する怪獣に…
攻撃手法をコピーして反撃するので、攻撃すればするほど強くなる。街は焦土と化し…


それを救ったのが一人の少女(が奏でる音楽)。


オチは見えていたし、音楽が全てを解決する(戦争と音楽は密接な関係だし)とも思わないけど、武力には武力しか返ってこないのよねぇ… 武力は問題を量産するだけで何も産み出さない


打って変わって、16話はコメディタッチに。皆記憶傷害で、マックスは戦い方を忘れ、戦闘員たちは戦闘機の操縦方法を忘れ…


2話共、ウルトラマン戦隊ものの根底である「戦う」という行為に疑問符を投げかける、面白い話だった。映像もチョットしたアングルやカット割が三池っぷり発揮してたし。視聴者である子どもには、今は意味が分からなくても、後でじわじわ効いてくる、そんな作品だったのでは?

*1:http://hicbc.com/tv/max/ 「ストーリー紹介」で予告編が見られます

*2:http://www5.ocn.ne.jp/~biko/  「三池崇史のシネコラマ」http://www.asahi-mullion.com/mullion/column/miike/#back

*3:http://movie.goo.ne.jp/cast/135278/

*4:HPより:ウルトラマンマックスの左腕に装着された「マックススパーク」から放射する、最強最大の必殺光線。七色に光り輝き、相手を爆発させたり、光の粒子レベルまで昇華させることが可能。